あしたのきみに

2018.5生まれの高度難聴疑惑女子「桃」のこと。

ABR検査の日 前編

「かわいそう」が続く…

ABR検査に向けて、看護師さんから

・検査前日は夜遅くまで寝かさずにおき、当日は朝早く起こすこと

・病院到着時間(13:30)までは寝かさずにおくこと

・授乳は可能な限り控えること

を言われていた。これは、睡眠導入剤を飲ませないと検査ができないからとのこと。

検査のタイミングで寝ていればいいわけじゃなく、確実に、ぐっすり眠っていないとダメな検査なんだそうです。

(ネットで検索すると、睡眠導入剤を飲ませずにABRしたって人もちらほら見えるんだけど…。。ウチがかかった病院はそれじゃダメだった)

 

でも、はっきり言ってそんなの無理。

検査のためには仕方ないことだってわかってるけど、生後2ヶ月の子に要求するにはハードすぎる内容でしょー…。。

ということで、「検査前に睡眠導入剤を飲んで、時間通りに検査が始められればよしとしよう」と判断して、検査に影響が出ない程度にできるだけ桃の生活のペースを崩さないことにしました。

だから、前日の就寝時間も当日の起床時間もいつもと同じ。母乳も普通に飲ませて、お昼前頃から授乳量をちょっと減らした程度で過ごしました。

 

ある意味、予想通りの展開?

 車で15分の所にある市民病院。

13:30に病院と言われているけれど、少し早めに到着するつもりで13:00前に家を出る予定でいた…

んだけれど、たいして授乳もしていないのに、桃がお昼過ぎ頃から寝始めてしまった。

お腹いっぱいになってからじゃないと寝ない桃が、お腹いっぱいではないはずなのに眠ってしまった。すなわち、食い気より眠気が勝っている証拠。いつもの桃ならありえない。

午前中長い時間起きていた(起こしていたわけではなく寝なかった)ために、このままだと長時間昼寝になっちゃう!これじゃ睡眠導入剤飲めない!と思い、病院へ連絡してさらに早めに病院へ行くことに。

そりゃそうだよね。生後たったの2ヶ月だもん、自分の欲求が最優先だよね…。

眠ってしまった桃の顔を見たら、起こすことはできなかった。

 

「桃、ごめんね…。
眠いよね…。
おっぱい、気が済むまで飲みたいよね…。
それなのに…ごめんね。。。

これから起こして、睡眠導入剤も飲んでもらわなきゃならない。

本当にごめんね…。」

 

そんなことを思っていたら、涙が出てきた。

ぐっとこらえて、市民病院へ出発した。